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鎌倉幕府の道と街
カテゴリ:株式会社日本ハウジングスタッフブログ  / 投稿日付:2022/05/26 14:41

今日は「しんきんカード」の情報誌『はれ予報 6月号』より
「鎌倉幕府の道と街」という記事が興味深かったので少し紹介させていただきます。

https://www.shinkincard.co.jp/visa/service/list/hare/


NHKの大河ドラマ「鎌倉殿と13人」の舞台としても話題の鎌倉ですが、
壮大な都が築けるほど広い平地がなく、地方の一拠点にすぎなかった鎌倉の地を、
なぜ源頼朝は選び、後に幕府を開いたのでしょうか。

その理由は「鎌倉が要害の地であり、御嚢跡(ごのうせき)の地であったから」
といわれています。

「要害の地」とは、守りやすく攻めづらい土地のこと。
三方を山に囲まれ、一方が海の鎌倉は天然の要塞そのもの。
まだ盤石とはいえない頼朝の率いた反乱軍にとって、防御性の高さは不可欠な条件でした。

もう一つの「御嚢跡(ごのうせき)の地」とは、先祖代々ゆかりのある土地という意味です。

鎌倉は、5代前の源頼義が地盤とした源氏にゆかりの深い、由緒ある土地。
当時の武士は由緒あるものには納得して従いました。

東国の武士たちを束ねるために、御嚢跡(ごのうせき)の鎌倉に拠点を置き、
源氏の正当な後継者であることを示す必要があったのです。




歴史を辿れば、さらに過去の歴史との関係性が見えてくるものです。

今度鎌倉を観光する際には、頼朝がこの地を選んだ理由を思い出しながら
散策してみるのも良いかもしれません。

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